ねじ巻きウンチ

普段、お子さんのうんちの色や形をきちんとチェックしていますか?

うんちは子供の健康状態をあらわすバロメーターそのもの。

食生活が乱れたり、体調が良くないときは、うんちにもすぐに変化が現れるんです。

どんなうんちが理想的で、どういううんちには気をつけるべきなのか、子供の理想的なうんちの形や排便頻度について、このページで詳しく解説します。

理想的なうんちを目指すための食生活についてもあわせてご紹介。

お子さんが便秘がちな方はとくに、最後までチェックしてみてくださいね。

子供はどれくらいの頻度でうんちをすべきか

アヒルのおまる

子供と大人では、適切な排便の頻度がちがいます。

便秘がちな大人だと1週間以上排便しないという人もいますが、子供の場合、2〜3日うんちが出ない日が続くだけでも便秘の可能性を考えないといけません。

実際にNPO法人 日本トイレ研究会が調査したところ、小学生の5人に1人が便秘症という結果が出ています。

さらに排便できない日が続けば続くほど、うんちは腸の中で硬くなって出にくくなり、便秘は慢性化してしまうのです。

週に1回程度しかうんちが出ないお子さんはとくに、早めの対処が大切ですよ。

回数が多ければよいものでもない

しかしながら毎日うんちが出ていれば健康なのかというと、一概にそうもいえないのが難しいところ。

毎日排便していても、コロッコロとした便が1〜2個出る程度では少なすぎますし、水分の多すぎるベシャベシャとした軟便も健康とはいえません。

水分が少なすぎるカチカチのうんちも、食生活を見直すなどの改善が必要になるでしょう。

頻度だけではなく、うんちの色や形も子供の健康に大きく関わっているんです。

では理想的な子供のうんちとはどういったものなのか、詳しく見ていきましょう。

理想的な子供のうんちとはどういう状態か

柔らかく健康的なウンチ

理想的な子供のうんちとは、黄色味を帯びた色でバナナ状、無理にいきまなくてもスルッと出てくる便です。

なぜそのようなうんちが理想的なのかについて、解説していきます。

黄色いうんちが理想とされる理由

便の色は、腸内の環境によって変化します。

腸内に善玉菌が多い健康な状態であれば便は黄色味を帯びた色になり、反対に腸内に悪玉菌が多いときや、肉類を食べすぎたときなどの腸内環境が悪いときは黒っぽい色になります。

うんちの色で見分ける

ちなみに、うんちの色を決めるのは胆汁に含まれる【ビリルビン】という成分。

このビリルビンは、腸内が酸性寄りかアルカリ性寄りかによって色が変化する性質があります。

食べ過ぎや悪玉菌の増加、ストレスなどで腸内環境が乱れると、腸内がアルカリ性に傾くため、ビリルビンが黒くなり、うんちの色が黒くなるのです。

例外として食べたものの色がうんちの色を左右する場合もありますが、うんちの色がそのまま子供の腸内環境の状態を現すことを覚えておきましょう。

バナナ状のうんちがベストな理由

理想的なバナナ状のうんちは、うんちの中に70〜80%の水分が含まれている状態。

この状態のうんちは、固さがちょうど良いため強くいきまなくても自然に排便できます。

これより水分が多すぎると下痢のような軟便に、反対に少なすぎるとうさぎのフンのようにコロコロとした便になります。

うんちの形状で見分ける

便の水分を調節しているのは、腸内にいる善玉菌です。

栄養や水分を吸収する役割を持つ腸内の善玉菌が少なくなると、便の水分を十分に吸収することができず軟便になります。

また、腸の蠕動を促す善玉菌が少なくなると、便が腸内を移動できず水分が吸収されすぎてしまい硬い便になります。

様々な役割をする善玉菌が満遍なく増え、活発に活動することで、バナナ状の健康なうんちが作られるのです。

子供のうんちがクサイときに注意すべきこと

子供のうんちのニオイが強くなるのは身体の不調のサイン。

便秘がちで腸内にうんちが長く留まってしまうと、腐敗が進んで悪臭を放つようになります。

反対に理想的な頻度で排便できていれば、腐敗が進まず、比較的ニオイの少ないうんちが出るようになります。

たとえば生まれたばかりの赤ちゃんは、腸内環境が整っていて腸の動きも活発なので、うんちはあまりクサくないですよね。

離乳食をはじめた頃からうんちが少しずつニオってきて、大人と変わらない食事をとるようになると、大人顔負けのニオイを放つこともしばしば。

子供に限ったことではありませんが、うんちのニオイが弱ければ弱いほど、腸内環境が健康で理想的な状態ということです。

食べるものによってもニオイは変化する

うんちがくさくなるのは便秘以外にも原因があります。

たとえばタンパク質が腸内で分解されるときに発生する、インドールやスカトール、アンモニア、硫化水素などの成分。

これらの成分は、タンパク質が多く含まれる肉類などを食べたときに多く発生します。

さらに肉類など消化に時間がかかる食べ物は、腸内に留まりやすいためうんちのにおいも強くなりがち。

消化しにくいものを食べ過ぎず、バランスの良い食生活を送ることで、腸内環境が整ってうんちのニオイもしにくくなるのです。

理想的なうんちを目指すために大切なこと

子供の腸内環境を整えて、理想的なうんちを目指すためには食生活の改善がとても重要。

先ほどご紹介したように、肉類など消化しにくいものを食べ過ぎると、食べ物が便になるのに時間がかかり、またにおいの原因となる物質も発生しやすくなります。

もちろん、タンパク質が豊富で子供の成長に欠かせない肉類を食べてはいけない、という訳ではありません。

しかし量を食べ過ぎないように注意し、肉類だけではなく同時に野菜や果物、穀物も摂ることを心がけましょう。

野菜や果物に含まれる酵素は消化を促進するため、栄養バランスが整うだけではなく肉類のスムーズな消化を助けます。

発酵食品で腸内の善玉菌を増やす

おいしそうなヨーグルト

善玉菌を増やして腸内環境を整えるためには、ヨーグルトやみそ、醤油などの発酵食品を意識的に摂るのが効果的。

これらの発酵食品に含まれる乳酸菌は、善玉菌と呼ばれる有益な細菌で、腸内で水分や栄養を吸収したり腸の蠕動運動を助けてくれます。

普段から味噌汁を食卓に出したり、おやつや食後のデザートにヨーグルトを食べさせるようにすれば、手軽に発酵食品を取り入れられますよ。

二種類の食物繊維を理解する

ごぼう

さらに、食物繊維を多く摂ることも大切。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二種類があります。

水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶け、ゲル状になって便が腸内をスムーズに移動することを助けます。

水に溶けない不溶性食物繊維は、便の量を増やし、またブラシのように腸内の老廃物を絡め取って掃除します。

どちらが欠けても健康な便にはならないため、一日の食事で二種類の食物繊維を両方食べられるようにしましょう。

水溶性食物繊維は海藻類やキノコ類などぬめりがある食べ物に、不溶性食物繊維はごぼうや芋類、穀類など噛みごたえのある食べ物に多く含まれています。

多くの種類の食材を満遍なく食べることで、腸内環境が改善して理想的なうんちが出るようになるのです。

オリゴ糖で腸内の善玉菌を元気に

相性の良いオリゴ糖と乳酸菌

子供の腸内環境を手軽に改善する方法として、オリゴ糖の摂取もおすすめ。

オリゴ糖は、腸内の善玉菌の餌になる成分。

オリゴ糖を食べて善玉菌が増殖・活性化すると、腸の働きが活発になって、便秘になりにくい健康な腸内環境になります。

先ほどご紹介した発酵食品とオリゴ糖を組み合わせられると理想的です。

プレーンタイプのヨーグルトにオリゴ糖で甘みをつければ、子供も喜んで食べてくれますし、手軽に腸内環境を整えられますよ。

オリゴ糖にはさまざまな種類がある

複数のオリゴ糖のイメージ図

ひとことでオリゴ糖といっても、実はさまざまな種類があるんです。

母乳や野菜類、果物類、穀類や乳製品など、ありとあらゆる食品に含まれています。

それぞれビタミンやミネラルの吸収を助けるものや、超低カロリーなものなど、種類ごとに特性もさまざま。

そして腸内の善玉菌は30種類以上いると言われていて、相性の良いオリゴ糖もそれぞれちがいます。

そのため、ただオリゴ糖と名の付くものを食生活に取り入れれば良い、というわけではないんです。

たとえば市販のオリゴ糖食品には、オリゴ糖を砂糖や水飴と混ぜていたり、含まれているオリゴ糖が一種類だけという商品も少なくありません。

ビ・オリゴの成分表

近所のスーパーで購入したこちらのオリゴ糖は、フラクトオリゴ糖しか入っていないタイプでした。

シロップタイプで料理には使いやすかったんですけど、効果はイマイチ・・・

腸内の善玉菌を満遍なく活性化させるためには、複数のオリゴ糖が配合された高純度の商品を選ぶのがおすすめですよ。

日々のうんちチェックで子供の健康管理を

哺乳瓶を加えた赤ちゃん

子供のうんちは、日々の健康チェックでとても大切なものです。

毎日うんちの色や形をチェックしていれば、子供のちょっとした体調変化や不調に早く気づくこともできますよ。

もしうんちが理想的な色や形ではなく、「子供の腸内環境が乱れているかも・・・」と感じたら、食生活の改善からはじめてみましょう。

発酵食品や食物繊維を子供にたくさん食べさせるのは少々大変ですが、オリゴ糖なら手軽に摂取できるのでおすすめです。

毎日健康的なうんちができるように、少しずつでも腸内環境を整えていきましょうね。

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