においの強烈なおなら

くさっ!!

子供のおならがあまりのにおいで、思わず口に出してしまったことはありませんか?

栄養バランスなどに気を使っているつもりでも、大人顔負けのおならを放つ子供たち。

ときどきプーっとするくらいならまだしも、1日に何回もおならをしたり、あまりにおいが強いとちょっと心配ですよね。

おならの回数が多くなったり、においが強くなってしまうのは腸内環境の悪化が原因かもしれません。

このページでは、子供のおならが臭く・多くなる原因と対処法について詳しくご紹介します。

お子さんのおならが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子供のおならが臭く・多くなる原因

まずは子供のおならが臭く・多くなる原因について見ていきましょう。

考えられる原因とともに、おならが臭くなるメカニズムについて解説します。

腸内環境が乱れている

便秘の腸内

子供のおならが臭い・多いというとき、ほとんどの場合、腸内環境の乱れが原因です。

腸内の常在菌バランスが崩れて悪玉菌が優勢になってしまうと、腸の中で「アンモニア」や「スカトール」といった臭い匂いのガスを発生させます。

ではなぜ悪玉菌が増えてしまうのかというと、食生活の乱れや便秘、ストレスなどの影響が考えられます。

悪玉菌が増えたことで便秘になり、そのせいで更に悪玉菌が増えておならも臭くなる・・・と悪循環になってしまいがち。

子供のおならが気になったときは、早めに対処していくのが大切ですよ。

食生活が偏っている

腸内環境が乱れてしまう原因のひとつは、食生活の偏りです。

毎日たくさん野菜を食べたり、きちんと栄養バランスの取れた食事は取れていますか?

我が家もそうですけど、子供にちゃんとしたご飯を食べさせるのってすごく大変ですよね。

作るのも面倒ですし、頑張って作ったのに食べてくれなかったり・・・

子育ての愚痴はさておき、具体的にどんな食事が悪玉菌を増やしてしまうのか、詳しく見ていきましょう。

肉や卵ばかり食べている

優しそうな乳牛

昨日の晩御飯はなにを食べましたか?

腸内環境を悪化させる悪玉菌は、肉や卵などのタンパク質が大好物。

お肉ばかり食べていると、どうしてもおならは臭くなりがちです。

反対に、悪玉菌を退治し、健康な排便を助ける善玉菌の好物は、野菜や果物などに含まれる食物繊維やオリゴ糖など。

お肉と一緒に野菜もたくさん食べているなら問題ありませんが、野菜は残してお肉ばっかり食べていると、腸内環境の悪化は避けられません。

しばらくは意識的に魚と野菜を多くしてみてください。

硫黄分の多い食べ物が好き

おならが臭い理由がすべて悪玉菌のせいというわけではありません。

おならの回数が増えたり、においが臭くなる理由は、食べ物そのものの成分に原因があることも考えられます。

たとえばネギやニラ、にんにくなどに多く含まれる硫黄分は、卵が腐ったような臭いおならの原因物質。

とはいえ、硫黄は必ずしも体に悪い成分ではありません。

血液の循環を促進させる働きがあり、少量なら健康にいいので、子供の食事から無理に取り除く必要はありません。

好きだからといって極端な食べ過ぎは禁物ですが、ニラやネギが原因の臭いおならは、出し切ってしまえば特に対策しなくても解決します。

お菓子や揚げ物の食べ過ぎ

お菓子や揚げ物に多く含まれる脂肪分も、悪玉菌が増える原因のひとつ。

なぜかというと、腸が脂肪分を分解・吸収する際には、他の栄養素より多くの酸素が必要になるためです。

脂肪を消化するために多くの酸素を使うと、腸内は酸素不足になってしまいます。

この酸素不足の状態も、悪玉菌にとって居心地のいい環境なのです。

腸内環境の改善には、野菜や果物を積極的に食べる以外にも、脂肪分を減らした食事を心がける必要があります。

おやつにポテトチップスばかり食べているようなときは、ヨーグルトなどの健康的なものに変えてみましょう。

空気を飲み込んでいる

おならで出ていく空気がどこから来たのか、考えたことはありますか?

腸内で発生するガスも原因のひとつですが、実は口から飲み込んだ空気がおしりから出てきている可能性も考えられます。

現におならの約7割は口から飲み込んだ空気といわれています。

早食いや口を開けて咀嚼するクセがある方など、口に空気が入りやすい状態で食事をしていると、自然と飲み込む空気の量も増えてしまいます。

無意識の口呼吸や、睡眠中の姿勢によっても、気づかないうちに空気をたくさん飲み込んでいるんです。

子供のおならの回数が多いと感じたときは、空気を飲み込みやすいクセがないか確認してみましょう。

腸内環境が正常ならおならは臭くない

そもそも胃腸が健康で正常な状態なら、おならは臭くなりません。

大人でもおならをしたときに、まったく臭くないときがありますよね。

善玉菌が食べ物を消化したときに発生させるガスは、二酸化炭素や水蒸気などがメインで臭くありません。

子供のおならが臭いのは腸内環境が乱れているサインですので、においや回数が気になったら日々の食事や生活習慣を見直しましょう。

精神的なストレス

お腹が痛くて我慢している娘

最後にもうひとつ、意外と見落としがちなのが精神的なストレス。

「いやいや、子供にストレスなんてないでしょ」

と考える人も多いですが、子供だって日々いろいろなストレスを抱えているんです。

ふざけすぎてママやパパに怒られたり、遊びたい気持ちを我慢したり、食べたいものを兄弟に取られたり・・・

ストレスを感じると、人は無意識に唾液を飲み込むことが多くなります。

このとき同時に空気も飲み込んでしまうため、精神的なストレスを感じていると必然的におならの回数も増加傾向。

さらにストレスを感じると胃腸の消化吸収能力も弱まっていきます。

栄養分の多い食べ物は腐敗しやすく、うまく消化されないと悪臭を放つガスを発生させて、おならが臭くなってしまうのです。

子供の便秘を疑うべきチェック項目

腸にたまった大量のうんち

子供のおならが臭かったり、あまりに頻度が多いとき、うんちの回数にも注目してみてください。

毎日うんちが出ているなら心配する必要はないものの、週に1~2回しか出ていないときは便秘の可能性も考慮する必要があります。

腸内環境の乱れはおならの回数を多くするだけではなく、深刻な便秘を引き起こすことも。

「おならも臭いけど、うんちの頻度も減ってるかも・・・」

と感じたときにチェックすべき項目を解説します。

うんちが週に1~2回しか出ない

洋式トイレ

最近、お子さんのうんちはいつ出ましたか?

子供の適切な排便回数は1日1回〜3日に2回ほどといわれています。

もちろん個人差があるので、この頻度で出ていないからといってすぐに対策が必要というわけではありません。

しかしながら週に1〜2回しかうんちが出ていないときは便秘の可能性が高いです。

排便できない期間があまりに長いと、便の水分が吸収されすぎてしまい、便秘が慢性化しやすくなりがち。

子供のうんちが最近出ていないと思ったら、早めに食生活を改善するなど対策しましょう。

お腹がパンパンに張っている

お子さんのお腹、パンパンに張っていませんか?

フヨフヨでプニプニのお腹ならとくに問題はありません。

ご飯やおやつを食べすぎたわけでもないのに、お腹がパンパンに張っているときは腸内でガスが発生している合図。

腸にガスが溜まるのは、先にご紹介したように悪玉菌や腐敗した便が原因です。

お腹が張りがひどくなると、食欲が無くなったり吐き気がするなど、体調の悪化につながることも。

お風呂上りにお腹をやさしくマッサージしたり、近所の公園でたっぷり運動させてみたり、腸内にたまったガスが自然に抜けるように意識してみてください。

コロコロうんちしか出ない

コロコロのうんち

「うちの子供は2日に1回はうんちをしているから大丈夫!」

と安心するのはまだ早いです。

うんちが出ていても、コロコロと硬く小粒なうんちしか出てないときは要注意。

コロコロうんちは、便の水分が腸内で吸収されすぎていることを示します。

これは腸に長くとどまりすぎて水分が奪われてしまった場合と、そもそも水分不足でスムーズに排便できない場合が考えられます。

健康な便は黄色っぽいバナナ状で、いきまなくても無理なく排便できる柔らかい便のこと。

子供のコロコロうんちが続いている場合は、積極的に水分を取らせたり、善玉菌を増やせるように健康的な食生活を心がけましょう。

カチカチでスムーズに出ない

カチカチに固まったウンチ

コロコロうんち以上に注意したいのは、カッチカチに硬くなったうんち。

腸内の水分不足が続くと、うんちをするときにお尻が痛くなるほどのカチカチうんちになってしまうことがあります。

いきめないほど硬くなると子供もうんちをいやがってしまいますし、ひどいときは小児科で浣腸してもらわないといけないことも。

無理に出させると肛門が裂けて痔になってしまうこともあります。

大人だってお尻の穴がヒリヒリするのはイヤですよね。

くれぐれも注意しましょう。

便秘解消に効果的な主な対策方法

おならの臭いや頻度は、便秘と密接な関係にあります。

「おならの臭いと回数をどうにかしたい!」

というときは、便秘解消に効果的な対策で解決できる可能性が高いです。

おならも臭わなくなって、うんちもスムーズに出せるようになれば一石二鳥ですよね。

では具体的にどのような対策が効果的なのか、すぐに実践できる方法を順に見ていきましょう。

たくさん水分補給

グラスに注いだ水

もっとも簡単に実践できる対策法は、とにかくたくさん水分を取ること。

水分補給は、腸内の便を柔らかくして自然な排泄を促してくれます。

とくに子供の体は新陳代謝が活発で汗をかきやすく、大人より多くの水分が必要です。

一般的に体重20kgの子供で、1日に1.2〜1.6Lの水が必要と言われています。

水分補給の時間を決めたり、出かけるときは水筒やペットボトルを持ち歩くなど、子供に積極的に水分を取らせるようにしましょう。

水をたくさん飲むと、自然とトイレに行く回数が増え、排便の機会を増やすことにつながりますよ。

このときジュースや炭酸飲料ばかり飲ませていると、今度は糖分の摂りすぎになってしまうため気を付けてくださいね。

食物繊維を積極的に接種

ごぼう

水分補給に続いてすぐ実践できる方法としては、普段の食事に食物繊維を積極的に取り入れること。

食物繊維は胃で消化されず腸に届いて、腸をきれいに掃除したり、水に溶けてぬめりのある成分になってスムーズな排便を助けてくれます。

また、便秘の改善には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維、両方をバランスよく取ることが大切です。

不溶性食物繊維は、根菜類・葉物野菜・穀類・豆類などに、水溶性食物繊維は海藻・きのこ類などに多く含まれています。

たとえば、きんぴらごぼうは食物繊維を気軽にたくさん食べられる人気のメニューですが、野菜嫌いのお子さんだといやがって食べないこともありますよね。

そんなときはきんぴらごぼうを細かくきざんで、ふりかけのようにご飯にかけると食べやすくなりますよ。

お腹のマッサージ

お腹のマッサージもすぐに実践できる対策のひとつ。

のの字マッサージ」は有名ですよね。

子供を仰向けに寝かせ、手の平でおへその周りを時計回りに円を描くようになでると、腸の動きが活性化します。

触って便が溜まっている感じの場所があったら、指の腹でほぐすようにするといいでしょう。

寒い季節はお腹が冷えてしまうため、お風呂上りなどの体が温まっているタイミングがおすすめです。

さらにベビーオイルをつけておくと、すべりがよくなってマッサージがしやすくなりますよ。

ただし、食後すぐは避けましょう。

また、お腹周りや下半身の運動も腸の動きを活性化するので、仰向けのまま自転車を漕ぐような動きをさせてみたり、軽い腹筋運動も効果的です。

オリゴ糖とヨーグルト

器に入ったヨーグルト

おやつ感覚で実践できる対策としては、オリゴ糖を混ぜたヨーグルトを食べさせるのが効果的。

ご存知の方も多いと思いますが、ヨーグルトには腸で善玉菌として働くビフィズス菌が豊富に含まれています。

テレビCMなどでもビフィズス菌の名前を耳にする機会は多いですよね。

さらにオリゴ糖は、善玉菌の動きを活発にしてくれる大切な成分。

ヨーグルトとオリゴ糖を一緒に取ることにより、善玉菌と善玉菌のエサを腸内に届けることができて、効率的に腸内環境を改善できます。

ただし、ヨーグルトの種類により含まれている菌の種類はさまざまですし、どの菌が体質にあっているかも人それぞれ。

しばらく試して効果がなければ別の種類のヨーグルトに変えてみたり、お子さんに合ったものを探してみてください。

深刻なときは小児科へ

病院のイラスト

「水分補給もオリゴ糖も試してみたけど、さっぱり改善しない・・・」

というときは、小児科を頼りましょう。

便秘は放っておくと慢性化しやすい病気です。

ひどい便秘になるとお腹の張りから食欲がなくなったり、無理に排便して痔になってしまうなど、他の体調不良を引き起こすこともあります。

ただの便秘だからと甘く見ず、便秘が長く続くときは早めに小児科を受診しましょう。

小児科では、子供の体質に合わせて酸化マグネシウムやマルツエキスなど、子供の体に負担の少ない薬を処方してくれますよ。

子供のおならが臭いときは要注意

子供のおならの臭いは、子供の腸内環境を把握するためのヒントです。

少々臭かったからといっていきなり大問題ということはないですが、なるべくおならが臭くない健康的な腸内環境を目指したいですね。

家の中ならまだしも、幼稚園や小学校など、お友達の前で頻繁におならをしてしまうような状況は避けたいです。

また、子供のおならが臭いときは便秘になっている可能性も高いです。

慢性的な便秘は体調不良につながるため、水分補給やヨーグルトの摂取など、できることから早めに対策をはじめましょう。

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